第7話 株主優待と塩漬けの日々

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資産運用生活

株主優待を狙う男 こま次郎

2021年12月。
こま次郎は株主優待に興味を持つ。

そこで株主優待目当てで、手を出したのが、”4912 ライオン株式会社”だった。

“4912 ライオン株式会社”の株主優待

“4912 ライオン株式会社”は、有名な株主優待の銘柄だ。

権利確定日は12月末日で、100株以上の株式を保有していると、自社製品の詰め合わせを1セット貰うことができる。

自社製品は日用品で、歯磨き粉、台所用洗剤、洗濯洗剤等を貰うことができる。

4912 ライオン 株主優待

確定権利日以降下落した株価

“4912 ライオン株式会社”の株価

そして、2021年12月27日。
こま次郎は、”4912 ライオン株式会社”を100株購入した。

その株価は、1,578円。

しかし、こま次郎が、株式購入した以降、”4912 ライオン株式会社”の株価は下落を続けたのだった。

2022年4月には1,270円台

となり、含み損は30,000円を超えた。30,000円の含み損と株主優待での自社製品の詰め合わせを比較して、株主優待の無力さを痛感する日々。

改めて、目先のニンジンに食いついてはいけないと感じたのだった。

“4912 ライオン株式会社”で学んだこと

株主優待株も株を買う時期は見極めよう

株主優待を狙って、”4912 ライオン株式会社”を100株購入したことは、勉強になったと思う。

今回の悪手は、2021年12月27日に、株式優待目当てで、”4912 ライオン株式会社”の株式を購入し、中長期的な視野で対応しなかったこと。

“4912 ライオン株式会社”の株主優待の内容は優秀だ。

ただし、株主優待以上に株価の変動はある。

例えば、2022年4月に底値だった1,270円台で、株式を購入することができていれば、今でもずっと株式を保有し続けており、2022年12月の確定権利日を超えて、株主優待が届いていただろう。

配当も、株主優待も、それらが確定する確定権利日周辺には、こっちへおいでと誘われる。ただ、目先の利益ではなく、中長期的な視野を持つこと、ずっと保有していれば、毎年、株主優待が貰えるから持ち続ければいいと思うのではなく、適度な損切りをするべきだったのだ。

当然といえば当然なのだけど、
● 高配当株だから株価を気にせずに買っても問題ない
● 超人気の株主優待が毎年届くのだから株価を気にせずに買っても問題ない
ということはなく、しっかりとその企業の業績や業種の株価を調べることが必要です。

高配当株の気楽さ

一方で、高配当株と株主優待株では、高配当株の方が頭を使わない取引ができることも痛感した。

業績が安定している配当利回り5%程度の銘柄であれば、株価が下がれば買い増しして様子を見ればいいというスタイルにできるけど、株主優待は100株以上で株主優待が貰えると、値下がりしたときのナンピン買いをしても株主優待が多く貰えることは少ない。

高配当株投資の良さは、ディフェンシブ銘柄のため、キャピタルゲインは大きく狙えないけれど、安定したインカムゲインと配当権利確定月に向けた株価上昇は期待できるので、ダブルバーガーとかテンバーガーとかではなく、今、手元にある資産を年間3~5%程度の利回りでじっくりと増やしたい人には向いている投資スタイルだ。

いつも使っていない洗剤が届く悩ましさ

今回、ライオンの株主優待が届いたけど、届くのはライオン製品(当たり前)。

スプレータイプの台所用洗剤はキュキュットを使っているのだけど、ライオンのマギカが届く。どっちも使えばいいということなんだけど、今後、マギカに寄せた方がいいのかななんて悩む。

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