第2話 資産運用の運用利回り目標について

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
資産運用生活

こま次郎の運用利回り目標は「3%」

運用利回り目標について

こんにちは🦅
サラリーマン兼業投資家・高配当株スイングトレーダー こま次郎です。

今回は、こま次郎の資産運用の運用利回り目標の話をします。

株式取引をしていると、テンバーガーやダブルバーガー達成という夢のような話を聞きます。そんなに一気に株価が上がればいいのですが、資産運用はいくら儲けるのかではなく、保有している資産を年間何%増やすことを期待するのかが大切と考えています。

特に、こま次郎の場合、サラリーマンとしての給与所得がありますので、資産運用は株式売買単独で考えるのではなく、サラリーマン所得を含めた保有資産をどのように扱うのかということになりますが、サラリーマン所得は簡単には増えないので、株式投資における運用利回り目標のことを書きます

こま次郎の運用利回り目標は”3%”

こま次郎は、株式投資における年間運用利回りの目標は”3%”と考えています。

銀行の預金金利よりは高い数字です。
例えば、こま次郎がメインで利用している銀行口座である三菱UFJ銀行では、現在(2023年5月4日時点)の預金金利は「0.001%」と超低金利。
銀行の預金金利と比較すれば、こま次郎の運用利回り目標”3%”という数字は遙かに高いです。個人的には銀行に預金をし続けることは、機会損失だと思っていますので、資産運用、株式投資をすることは大事なことです。

一方で、資産運用の業界では、高くはない目標となります。これは、新規事業開拓研修での投資家の意見を参考にした目標ですが、現状の運用状況を考えると、目標を変えてもいいと考えてもいます。

新規事業開拓研修での投資家の意見

コンサルタントは語る

2020年に、勤めている会社で海外事業を軸にした新規事業を開拓する研修に参加した際、新規事業を起業する場合、海外のその地域の課題は何か、どのようなビジネスモデルなのか、投入した資金を何年で回収して、利益を生み出すのか、想定するIRR(内部収益率)はどうか等、課題の整理、解決策、解決策を提供する事業、そして、その事業性を評価することをしました。

その際にIRRがハードルレートを超える数字を想定して、IRRは10%以上は期待したいとか、研修で一緒になった仲間たちと一緒に検討するのですが、IRR10%以上とか、資産運用の運用利回りに比べると、新規事業はリスクが高い分、IRRも大きい目標にする必要がある等。

その研修の中で、M&Aの講義をしてくれたコンサルタントの方が、自分自身の資産運用の話になりました。「資産運用しますか? その際の運用利回りを意識していますか? 運用利回りの目標は”3%”、その目標を達成するのであれば、S&P500のインデックス投資に毎月積み立てれば問題ない」と話していました。

情けない話、2020年には国内個別株を対象とした株式投資を始めていましたが、”S&P500”って何?という状況でした。

こま次郎の運用利回り目標の”3%”は、研修講師の発言によるものです。

S&P500とは。

M&Aの講義をしたコンサルタントのいうS&P500とは、

S&P500(S&P500種指数)とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数です。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。

となります。株価指数なので、日本市場では日経平均、アメリカ市場ではダウ平均等と同じで、上場企業の株価に連動した指数となります。

S&P500は、1957年に導入されて以来、平均約10.7%/年の上昇率を記録しており、過去10年間(2012年〜2021年)においてはそのパーセンテージを若干上回った年率約14.7%のリターンを記録しています。

ということで、S&P500のインデックス投資をするだけで、年間の運用利回り目標”3%”は確保できる指数となります。コンサルタントの言うとおり。

高配当株売買

目標”3%”を達成するための高配当株式売買

こま次郎が運用しているのは、
● 日本市場 高配当株
● 積立NISA 投資信託(インデックス投資)
● アメリカ市場 S&P500インデックス投資
で、メインは日本市場の高配当株となります。

運用利回り目標の”3%”ですが、日本市場において、配当利回り4%の高配当株を保有していれば、”20%”の税引き後でも3%の配当はもらうことができるため、実現性がかなり高い目標となります。

下の分布が日本市場における配当利回りとなりますが、4%以上の銘柄も400銘柄程度あります。

運用利回りの目標を”3%”とした場合、運用資産を1000万円であれば、年間30万円の利益が目標値となる。1ヶ月あたり3万円程度、1ヶ月20営業日とすると、1日1500円となる。

サラリーマン兼業投資家との相性

大切なのは、設定した運用目標を達成することです。
そして、その目標を高くしすぎないことです。

こま次郎の“3%”という高くない目標を安定して達成できる土台を作る。これができれば、より気軽に株式投資に運用資金を回すことができるようになる

サラリーマン兼業投資家には給与所得があります。
運用目標を達成できれば、リスクを恐れずに、気軽に給与所得を運用資金に回せます。Twitterでは入金力の話がでますが、サラリーマン兼業投資家は入金力があり、安心して資産運用に回すことで、給与所得に加えて、運用益も得ることができるのです。

資産運用をすること、経験すること、失敗すること

資産運用で最も大切なのは、経験値だと思っています。

運用利回り目標を基準に資産運用をすることのメリットは、運用中の保有資金によらず、評価ができることです。

運用資産が10万円であれば、年間3000円という目標になるし、運用資産が1万円であれば、年間300円の目標になります。運用資産に関係なく、運用利回り目標を達成するかという基準なので、つまり、少額から始められます

運用利回り目標が低くても、株価は変動します。
決算発表、配当落ち、新型コロナウイルス感染拡大、ウクライナ侵攻等、様々な要因で株価は変動し、利益が一気にでることも、損失が一気に出ることもあります。

そういった株価変動の肌感覚は経験でしか身につけることはできず、まずは資産運用に飛び込むためにも、低い運用利回り目標を基準とした資産運用はお薦めです。

自分も30代後半から株式投資を始めていて、20代から資産運用(株式投資)をしていればよかったと後悔してます。

一発、儲けてやるではなく、自分なりの運用利回りをまず設定して、その目標(低い目標)を持続的に達成することをやっていれば、今の保有資産はかなり違ったのだろうなと感じています。

こま次郎の運用利回り実績

では、こま次郎の運用実績はどうかというと、下のグラフのとおり。

国内個別株を中心とした資産運用をしていますが、2021年からようやく運用利回りの目標を達成することができようになっていました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました